歯の価値は3000万円!?歯が身体に与える影響について解説!!

医療

※本記事はASP・アフィリエイト広告を使用しています※

こんにちは、K田です。

皆さん、自分の歯の価値って考えたことがありますか?

何と健康な人の歯は、お金に換算すると3000万円ほどの価値があるそうです!!

数年前に老後2000万円前なんてものが話題になりましたが、皆さんの口の中にそれ以上の価値があると考えると、すごいことですね!

何故そんなに価値があるかと言われると、歯と身体の健康には密接な関係があるからです。

そこで今回は、【歯が身体に与える影響について】お話していこうと思います。

K田
K田

こんな人にオススメです!

  • 歯の健康に関心がある人
  • いつまでもきれいで健康な歯でいたい人
  • 歯医者が嫌いな人

人の歯の価値

皆さん、ご自身の歯の1本あたりの価値をお金に換算すると、いくらくらいになるか考えたことはありますか?

日本予防医学協会が公表したデータによると歯1本の価値については

一般の人が思う価値 1本35万円

歯科医師が思う価値 1本104万円

と発表されています。

一般の方と歯科医師の間では、1本あたり約70万円もの差があるんですね。

これを皆さんの口の中にある歯の数で換算してみると、皆さんの口の中には2900万円〜3300万円の資産価値があると言えます。

3000万円もあったら、老後のお金問題なんて一気に解決してしまいますね!

逆に、歯が不健康であった場合、3000万円もの資産を失ってしまうばかりか、治療のためにそれ以上の多額の出費がかかってしまいます。

では、何故ここまで歯には価値があると考えられているのでしょうか?

それには、歯が身体に与える影響が大きく影響しています。

歯が健康に与える影響

歯周病が与える影響

歯周病について

口の中の健康を保つ上で重要となってくるのが歯周病の管理です。

国内での歯周病の有病率は、20歳以上で81.7%と非常に高いことが報告されています。

歯周病の原因となるのは、歯垢と呼ばれる細菌です。

歯垢は、歯磨きが不十分な部分に付着するネバネバした黄白色の粘着物です。

歯垢が多くなると嫌気性菌が増殖し、歯肉に攻撃を仕掛けて身体の中に侵入を試みます。

すると、身体は菌をやっつけて侵入を抑えようと攻撃しますが、これが歯周病の始まりとなります。即ち、歯周病は歯周病細菌の感染による感染症といえます。

症状としては、歯肉からの出血・発赤・腫脹などの炎症の症状が挙げられます。

すなわち、歯周病が生じるということは、口腔内で常に炎症が続いているということなのです。

歯周病=炎症が続くと様々な病気の原因となる

炎症が起こると、毒性物質が歯肉の血管内から体内にに侵入し、全身に入り込みます。

これが、様々な病気の一因となると言われています。

糖尿病

歯周病が継続し、全身にの物質が回ると、体内では身体を守る免疫システムを活性化する物質が産生されます。

これは内臓脂肪組織で多量に産生されるのですが、なんとこの物質がインスリンの効きを悪くする物質(悪玉物質)と同様のものなのです。

つまり、太っていなくても歯周病により毒素が体内に入ることにより、それを排除しようとする働きでインスリンの効きが悪くなってしまい、結果として血糖の管理が困難となります。

心疾患

歯周病が悪化すると、歯肉で増殖した毒性物質が血流の混ざり、心臓へ到達します。

すると、心臓の内側にある膜や弁に血液を介して毒性物質が感染することにより炎症が生じます

炎症が高まることで、心不全を高まる確立が高まります

また、心臓の血管にとりついた歯周病菌により血中のフィブリノーゲン(出血による血液の流出を防ぐ物質)が増加するので血液がドロドロになり、血栓を作りやすくなります

歯周病は糖尿病のリスクの一因になると先程お話しましたが、糖尿病となり血糖値が高くなることでさらに血液はドロドロになり、動脈硬化の原因にもなります。

血液がドロドロになったり、動脈硬化が進行し、プラークが沈着するといつか血管が詰まったり、血液の通りが悪くなってしまう可能性があります。

これが心筋梗塞(心臓の血管が詰まる)や狭心症(血管の流れが悪くなる)の原因となるのです。

脳梗塞

脳梗塞の発症機序も、先ほどお話しした心筋梗塞や狭心症の発生機序と同様です。

詰まるのが心臓の血管か、頭の血管かという違いです。

誤嚥性肺炎

私達は、通常食事を摂る際に、よほどのことがないとむせることはありません。

これは、食べ物や唾液がしっかりと食道を通って胃へ運ばれているからです。

それに対し、誤嚥は食べ物や唾液が食道ではなく気管や肺に入ってしまうことをいいます。

気管や肺に入った食べ物や唾液炎症反応を引き起こし、誤嚥性肺炎は発症します。

ここで注目したいのが、誤嚥性肺炎を起こす細菌の多くは歯周病原性細菌を中心として口腔細菌ということです。

すなわち、歯周病で口腔内に菌が繁殖する→繁殖した菌がたくさん入った唾液や食べ物が肺野気管に間違えて入る→誤嚥性肺炎発症 というサイクルが考えられます。

身体機能への影響

歯が無い人はバランスが不良である

咬合(噛み合わせ)と姿勢制御(バランス)は、関係することが数多く報告されています。

咬合の変化は頭頸部の菌に作用し、頭部の姿勢を変化させ、それが全身の姿勢に影響することが報告されています。

もう少し細かくお話すると、しっかりと噛み締めると首にある胸鎖乳突筋などに力が入り、首が安定します。

首が安定する=身体の軸がぶれずに安定するため、身体を動かす時に安定したり、視線が定まるため、パフォーマンス向上につながると言われています。

そのため、たとえ高齢の方で全ての歯がない方がいたとしても、全部床義歯を装着することで、歩行時の動揺が軽減し、歩行速度も向上することがわかっています。

かみ合わせが良くなると、力も向上する

先行研究によると、歯科治療後(マウスピース作成)は、両膝の屈伸の筋力が向上し、特に伸展する筋力が大きく向上したと報告されています。

また、同研究内で膝の屈伸の筋力の左右差は、歯科治療後にバランスの同調傾向が示されたとも報告されています。

このことから咬合(噛み合わせ)を改善することが、下肢の筋力向上につながることがわかります。

野球選手などが打席に経つ時にマウスピースをはめることがありますが、これも咬合力を高め、よりパワーを出すためです。

漫画の「範馬刃牙」の序盤で、主人公の刃牙が特性のマウスピースを作ってきた相手に対し、自分の歯並びを見せて「パーフェクトナチュラルパワー!」と言うシーンがあります。

このシーンを見る限り、刃牙はものすごく歯のかみ合わせがいいみたいですね。

刃牙のあの超人的な身体機能は、もしかしたら「パーフェクトナチュラルパワー」の如く完璧な歯並びが影響しているのかもしれませんね。

GALLEIDO DENTAL Aso Aligner(ガレイドデンタルアソアライナー)

オススメのデンタルケアグッズ

さて、ここまで歯がいかに身体や身体機能に対し重要であるかをお話してきました。

特に歯周病や虫歯は、将来的に万病の元となる恐〜い病気です。

実は私K田も、現在歯周病治療で歯医者に通院中なのです・・・。

そこで最後に、私が普段使用しているオススメのデンタルケアグッズを紹介させていただこうと思います。

歯磨き

以前、歯科医院で治療を受けた際に、フッ素濃度が1500ppm以上のものを使用するように指導されました。

私は現在G・U・Mのガム・プラスという歯磨きを使用しています。

味も普通のG・U・Mと大差なく、問題無く使用しています。

フッ素濃度が高い歯磨きはここではいくつか紹介させていただきます。




フロス

歯周病予防でもう一つ重要なのがフロスです。

これは歯磨き粉以上に重要と言われました。

歯周病の原因となる歯垢はフロスを使わないと除去が難しいです。

そのため、1日1回はフロスを使用してクリーニングを行ったほうが良いとされています。

こちらのフロアフロスは私も愛用しています。

安いものだとすぐに糸が解れてしまうので、しっかりと汚れを取ることができるフロスが望ましいです。



まとめ

今回は、歯が身体に与える影響について話を進めてきました。

理学療法士として、咬み合わせの改善によるパフォーマンスアップも重要に思われますが、それ以上に歯周病によるその他の疾患の合併のほうがより重要と感じます。

最近では”オーラルフレイル”という概念も提唱されるようになってきており、口腔内の環境の改善に対する意識が高まっています。

医療現場のみならず、皆さんの日常生活の中でも口腔内の環境に意識を向けるのは重要なポイントです。

よりよいパフォーマンスを発揮するために!いつまでの病気にかからず元気な身体でいるために!!是非皆さんもお口の中の環境をしっかりと整えるように心がけていきましょう。

この記事が、皆さんやその周りの人の口腔内環境の改善に少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました