理学療法士がおすすめ!ストレッチポールで肩こり・腰痛とおさらば!!

ボディメンテナンス

みなさんこんにちは、K田です。

いきなりですがみなさん、肩こりしていますか?腰痛ありますか?

これらは誰しもが1人は悩まされたことがあるのではないでしょうか?

最近では、小学生のうちから肩こりに悩まされて、接骨院などを受診する子供も増えているといいます。

そんな現代病とも言われる肩こり・腰痛ですが、皆さんはどんな対策をされていますか?

肩を揉む・湿布を貼る・ストレッチを行う・マッサージに行く・・・etc 色々方法があると思います。

そこで理学療法士である私がおすすめするのは【ストレッチポール】です!!

ストレッチポールとは、この写真のように、上に寝そべってストレッチを行う器具になります。

私も以前四十肩(実年齢はもっと若いですよ!!)に悩まされた時に使用したことがあるのですが、10〜15分ほどしっかりストレッチを行うと、ストレッチや電気治療でも良くならなかった肩の痛みが減り、非常に楽になりました。

そのため、肩こり・腰痛に悩む人にはぜひおすすめしたい!と思い、この記事を書こうと思いました。

ストレッチポールとは

ストレッチポールは、EPEという特殊な素材を使用して作られた、円柱状の器具になります。

ストレッチポール®誕生の歴史は、エクササイズ開発者である岩崎由純氏が、トレーナーとしてアメリカへ留学していたころに遡ります。
当時のアメリカで行われていたのは、円柱形のツールを横に使ってマッサージやバランストレーニング。帰国後、トレーナー仲間とケアやエクササイズに関して情報交換をしていたとき、このツールを縦に使用すると選手の反応がよいという話になりました。

https://stretchpole.com/brandstory/

元々はスポーツ選手の身体のケアのために使用されていましが、その効果が広まると、スポーツ分野のみならず、医療・部活動の場面にも広がり、今では誰しもが手に入れて使うことができるようになっています。

ストレッチポールの効果

ストレッチポールの効果は、大きく4つあります。

筋肉がゆるむ

私も実際に使用したことがあるので非常にわかるのですが、ストレッチポールを使用すると、全身の筋肉が緩むのがわかります。

ストレッチポール®に寝てゆっくり呼吸をすることで、胸や肩、太ももといった緊張しやすい筋肉が腕や足の重さで自然とストレッチされます。

日ごろ、生活をしていると、PCやスマホ等のやりすぎで、首は前傾し、肩も巻き肩となり、猫背となるため首や肩・腰の筋肉に負担がかかり、緊張(固くなる)してくることで、痛みや不快感の原因となります。

筋肉を無理に伸ばすと痛みが生じてしまい逆効果となりますが、ストレッチポールを使用し無理なくストレッチが行われることで、筋緊張の改善の効果が期待できます。

その結果として、肩や腰の痛みや不快感の軽減につながります。

背骨が整う

先ほども述べたように、我々は日ごろの生活の中で、前かがみとなる時間が非常に多くなっています。

そのことは、頚椎・胸椎・腰椎と言った背骨のアライメント(姿勢)を悪化させる原因となり、アライメント不良が肩こりや腰痛の原因となります。

ストレッチポールを使用すると、背骨が重力から開放され、丸まっている背中は適度なカーブに戻り、反り腰は改善され、骨盤は適切な角度になります。

ストレッチポールを使用した後に立つと、姿勢が良くなったと自分でも感じることができるほどです。

姿勢が良くなれば、首・肩・腰の筋肉にかかる負担も減り、肩こりや腰痛に無縁な身体を手に入れることができます

ストレッチポール公式HPより引用 https://stretchpole.com/effective/

呼吸が深くなる

巻き肩や猫背の姿勢は胸郭を圧迫し、肋骨の動きを阻害します。

私達が呼吸をする時は、横隔膜の収縮・弛緩により肺が膨らんだりしぼんだりするのですが、肺が膨張するときには、肋骨が動く必要があります。

すなわち、肋骨の動きが悪いということは、呼吸がしづらくなると言えます。

先ほども述べましたが、ストレッチポールを行うと姿勢がが良くなります。

姿勢が良くなると、胸郭の圧迫が解除され、肋骨の動きが改善します。

そのため、肺も膨らんだりしぼんだりしやすくなり、呼吸もしやすくなるのです。

呼吸がしっかり行えることで、十分な量の酸素が体内に取り込まれるようになり、疲れづらくなったり、頭もすっきりします

また、呼吸が深くなるとリラックスもでき、筋肉が緩むことをさらに実感できるでしょう。

副交感神経優位になる

副交感神経優位になるということは、身体はリラックスしている状態と言えます。

この対極にあるのが、交感神経優位の状態。つまり、身体が興奮している状態と言えます。

運動している時に身体が興奮するのは問題ありませんが、ずっと興奮状態にあると、心身ともに疲労が蓄積されてしまいます。

先ほど、ストレッチポールを行ったあとに、ベッドに沈み込む感覚がするとお話したと思いますが、

ストレッチポール®使用後に身体が楽になったり、気持ちいいと感じる方が非常に多いのですが、実際に床や台の上に寝た際と比較して、快い、安心感が増したと回答する方が多く、身体が床に密着したり沈み込む感覚を感じる方と相関が強い。

前胸部のストレッチングが背部の感覚に及ぼす影響」増田敬子(2013) https://stretchpole.com/effective/

というデータがあり、ストレッチポールを行う➠リラックスできる=筋肉が緩んで心地よい=副交感神経優位となることが科学的にも証明されているのです。

なお、身体が床に密着したり沈み込む感覚は、背中の筋肉が緩んでいる証拠と言えます。

筋肉が硬いと背中と床の間に隙間ができ、それが違和感に繋がりますが、背中が柔らかいと床との接触面積が増え、上記のような感覚になるのです。

イメージとしては、石とスライムを地面に置いたときの、接地する面積の違いをイメージしてみてください。

ストレッチポールの選び方

ストレッチポールは、楽天やアマゾンを除くと、類似した商品が多数見受けられます。

中には、某◯◯コインズのようなディスカウントストアにも売られているものもあります。

しかし、私は公式のストレッチポール以外はあまりおすすめしません。

なぜなら、公式から販売されているものが、柔らかさ的に最もちょうど良いからです。

他のメーカーの類似品でも、似たような効果を得ることはできるかもしれませんが、硬さ大きさ等、細かい相違点があり、以前使用した際にはあまり効果が得られなかった記憶があります。

そのため、ストレッチポールを選ぶ際は、ぜひ公式品を選ぶようにしてみてください。


ストレッチポールの使い方

ストレッチポールの公式HPを見ると、肩・背骨・体感・骨盤および股関節と各部位ごとに運動方法が紹介されています。

しかし、初めて使用する方は、どれを行ったらよいかわからないと思います。

そこでおすすめするのが【ベーシックセブン】です。

ここでは詳しくは割愛しますが、ベーシックセブンは3つの予備動作と7つの主運動で構成されています。

上肢・肩甲骨・股関節・膝関節・体幹・呼吸運動と、一通りの運動を行うことができるため、まずはこちらから実施してみましょう。

まとめ

今回は、ストレッチポールについて話を進めてまいりました。

肩こりや腰痛の主な原因は姿勢が悪いことが原因と言われています。

そのため、湿布やマッサージに言っても、あくまで対症療法でしかなく、根本的な解決には至ることができません。

しかし、ストレッチポールを使用することで姿勢が改善され、筋肉の緊張も軽減するため、肩こりや腰痛の大元を改善することができるのです。

しかし、1回購入すればよほど変な使い方をしなければ、10年以上は余裕で持ちます。

各通販サイトを見ると、大体1万円程度で公式品は販売されているため、10年使うとしても1年1000円です。

1日あたり、2.7円で使えます。1日2.7円で肩こりや腰痛を改善できるなら、だいぶコスパは良いのではないでしょうか!?

肩こり・腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度使用を検討してみてください。

この記事が、肩こりや腰痛で悩んでいる方の助けになれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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