こんにちは、K田です!
前回は【音楽で作業は捗る?捗らない?】といったテーマで話をしましたが、今回はその続きです!
今回は、【運動するときにおすすめな音楽】について話していこうと思います。
前回の記事では、身体を動かすときのおすすめの音楽の条件は
- アップテンポな音楽
- 歩くリズムとテンポがあっていると気分がアガリやすい
- 具体的なリズムは140BPM
と伝えましたが、実際にどんな音楽がよいのかお話していこうと思います。
今回参考にした文献
BGMのテンポの違いが作業効率に与える影響(阿部ら 2010)
今回参考にした文献は、2010年に発行された、”BGMのテンポの違いが作業効率に与える影響”という論文です。
この文献の中では体を動かす課題(=歩行課題)以外にも机上課題についても考察されていますが、今回は歩行課題についての考察を主に引用させていただいています。
文献のまとめを下記にまとめましたので、まずはそちらをご覧ください。
- BGM無し、140BPM、180BPMで歩行課題の所要時間の平均を算出.
- ウォーキングではBGM のテンポが速くなるにつれ歩行速度も上昇した.
- 140BPMが歩行と音楽のテンポを合わせやすく、被検者の好感度が高かった.
- BPM180 においては、BPM に合わせて足を動かすような速さではないが、前進しようとする気持ちになった.
今回の歩行課題は800mを歩くのにかかる時間を測定しています。
BGM無しと比較して、BPM180では2分半ほど所要時間が短くなっていますね。
これらを速度に直すと、BGMなしでは分速65.1m、BPM140では分速71.4m、BPM180では分速80mとなりなす。1分間でそこそこ歩く距離に差が出ますね。
また、本文献の中では好感度を持てるテンポがBPM140と報告されており、それくらいのリズムがウォーキングやランニングといった運動に適していそうですね。
また、BPM180でも”前進しようという気持ちになった”と報告されており、かみ砕いていうと「気分がアガった」と言い換えることができるかと思います。
そのため、今回はBPM140および180の曲を挙げていこうと思います。
BPM140の曲一覧
BPM140の音楽で代表的かつ運動に合いそうななものは以下の通りになります。
- アカシア / BUMP OF CHICKEN
- できっこないをやらなくちゃ / サンボマスター
- POP STAR / 平井堅
- チャンピオーネ / ORANGE RANGE
- USA/DA PUMP
- ミス・ブランニュー・デイ (MISS BRAND-NEW DAY) / サザンオールスターズ
- Pump it / The Black Eyed Peas
いずれもアップテンポで前向きな曲が多い印象ですね。
個人的に好きなのはアカシアやミスブランニューデイですね!!
あと、Pump itは映画でも使用されており、テンションがあがりますね!!
BPM180の曲一覧
BPM180の音楽で代表的かつ運動に合いそうななものは以下の通りになります。
- 男の勲章 / 嶋大輔
- だから、ひとりじゃない / Little Glee Monster
- Flowerwall / 米津玄師
- 明日も / SHISHAMO
- 歩み / GReeeeN
- Future Pop / Perfume
- Welcome to Paradise / Gleen day
- Hurts Like Heaven / cold play
これらはさらにアップテンポとなりますね。
個人的には洋楽が好きなのでWelcome to ParadiseやHurts Like Heavenがおススメです!!
まとめ
今回は、文献をもとに、運動を行うときに効果的とされる、BPM140および180の音楽を紹介しました。
人それぞれの好みがあるため、必ずこのテンポの曲が良いというわけではありませんが、運動のペースと音楽のリズムがかみ合うと、より効果が得られるでしょう!!
みなさんも運動の時に聴くお気に入りの音楽を探してみて下さい。好きな音楽を聴くことも、自身のモチベーションアップにつながるはずです!!
最後に、この記事が皆さんにとってよりよい音楽との出会いとなる一助になれば幸いです!!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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