みなさんこんにちは、K田です!
先日はお正月太り解消の記事を書きましたが、皆さん運動や食生活の改善の進捗はどうですか?
今回は、ダイエットを冬に行うことのメリットについてお話しておこうと思います!
この記事を読み終わる頃には、今すぐにでも身体を動かしたくなるでしょう!(と思って記事を書いています笑)
この記事はこんな人にオススメです!
- 痩せたい人
- ダイエットを始めるきっかけが欲しい人
冬はダイエットにもってこい!キーワードは”基礎代謝”
ところで皆さん、冬は好きですか?
クリスマス・お正月・バレンタインデーといったイベントや、スキーやスノボ等のウィンタースポーツも楽しいですよね。
しかし、何と言っても、冬は寒い!!!これが冬の辛い所です。
私も寒いのは大嫌いで、布団から出るのにどれだけ気力が要るでしょうか・・・。
ですが、この寒さが、ダイエットにとても重要なんです!
何故寒さが重要なのかというと、外気温が低下してくると、人間の体内では身体を暖めようと働きます。
理由は簡単で、外気温に伴いそのまま体温も低下してしまうと、命に関わるからです!
そこで、身体を暖めるためには、エネルギーが必要となります。灯油ストーブに軽油が必要だったり、暖炉に薪が必要なのと同じです。
即ち、寒いと生命維持活動のために必要な最低限のエネルギー=基礎代謝が上昇します。
特に、外気温が10℃を下回ると、身体は熱を作り出しやすくなり、必要なエネルギーがより増加します。
基礎代謝が上がることはダイエットの大きなアドバンテージ!
さて、前項で寒いと基礎代謝があがるとお伝えしましたが、これはダイエットの大きなアドバンテージとなります。
少し話が変わりますが、私は以前とある総合病院で理学療法士として勤務しましたが、そこで糖尿病患者さんの教育入院のリハビリを担当することがありました。
糖尿病の教育入院というのは、2週間程度の入院で、血糖値や体重を改善させ、その他の薬物療法等を行うことをいいます。
ここで糖尿病患者さんのリハビリでよくお伝えしていたのが、「筋肉をつけて基礎代謝をブチ上げましょう!」(もっと真面目に伝えていましたよ!)ということでした。
なぜなら、筋肉量を増やすことは、基礎代謝の上昇に寄与するからです。
我々の身体は、筋肉を動かす際に細胞内でエネルギーを必要とします。そして、筋肉が多いということは、身体を動かしたり、日々生きていく中で必要なエネルギーが多いということです。
これは、大人と子どもをイメージすればわかりやすいです。
大人は子どもより当然筋肉量が多いので、必要なエネルギーが多く、食べる量も多くなります。
大人がお子様ランチを食べても、足りませんよね?(お子様ランチの中身は魅力的ですが!)
では、何故基礎代謝の上昇がダイエットにアドバンテージになるのでしょうか?
これは下の計算式を見れば一目瞭然です。
基礎代謝量×身体活動レベル=1日の総エネルギー消費量
例えば、30歳の女性(身長160cm、体重50kg)の場合を想定してみます。
- 基礎代謝量:約1138kcal
- 身体活動レベルII(普通):1.75
1日の総エネルギー消費量 = 1138kcal × 1.75 = 1,992kcal
基礎代謝は年齢や身長・体重で計算されます。それに身体活動レベル(1日にどれくらい動いているか表した数字)をかけ合わせると、1日の消費エネルギーが分かります。
我々の身体が痩せるためには摂取エネルギー量<消費エネルギーとならなければなりません。
つまり、この1日の総エネルギー消費量が多ければ多いほど、エネルギーが消費され、余分な脂肪も燃えやすくなり、痩せやすくなるというわけです。
ここでお気づきの方もいるかもしれませんが、これは掛け算です。
即ち、基礎代謝量が多くなればなるほど、消費エネルギーが多くなり、極論を言えば、1日の運動量が変わらなくても、基礎代謝が増えれば勝手に痩せていくと言うこともできます。
そのため、基礎代謝が上昇しやすい冬こそ、ダイエットに最適なシーズンなのです!!
冬にダイエットを行う際のポイント4選
さて、ここまで読んでいただけたなら、冬にダイエットが適しているという理由をご理解いただけたのではないかと思います。
しかし、冬にダイエットを行う上で、4つのポイントがあります。
効果的なダイエットを行う上ではいずれも重要なことですので、最後まで読んで、確認していただければと思います。
さらに基礎代謝を上げる
先程もお伝えしたように、基礎代謝をあげることはダイエットにとって重要な要素です。
そのため、常に基礎代謝が高い状態を維持することが重要です。
具体的には、
- 体温を上げる
- 筋トレで筋肉量を増やす
- 有酸素運動をする
ことがあげられます。
体温が1℃あがると、基礎代謝は12%向上すると言われています。
冷え性気味な方は、身体を動かして体温を上げておくとよいでしょう。
また、筋トレや有酸素運動も重要です。
筋トレを行うと筋肉量が増え、基礎代謝の上昇に繋がりますし、有酸素運動を行うことで、運動後12〜24時間は基礎代謝が上昇することが報告されています。
活動量=動く量を増やそう
先ほど、1日の総エネルギー消費量は基礎代謝と活動量で決まるとお伝えしました。
そのため、1日の総エネルギー量を増やすためには、基礎代謝のみならず、活動量も増やす必要があります。
具体的には、デスクワークが多い人は、徒歩での移動や階段を積極的に使用することで活動量の増加に繋がります。
もちろん、何かしらのスポーツを行うことも、効果的です。身体を動かすことが、ダイエットにも、ストレス発散にもつながるので、是非身体を動かす習慣をつけていきましょう!
怪我に気をつけよう
外気温が低下すると、私達の身体も冷えてきます。
身体が冷えることは、筋肉に対し良くない影響を及ぼすことがあります。
具体的には、筋肉の柔軟性が低下したり、血流量が低下します。
冷蔵庫から出したばかりのお肉は硬いですが、常温に戻すと柔らかくなりますよね。人間の筋肉でも同じことが言えます。
柔軟性が低下するということは、筋肉が伸びづらい=身体が動きづらくなってしまいます。また、血流が低下すると、筋肉に届く酸素や栄養も減少してしまうため、思うようなパフォーマンスが発揮できないことがあります。
そのような状態で無理に身体を動かすと、筋肉や関節にダメージを与えてしまう可能性があります。
そのため、身体を動かす際には、しっかり準備体操をして、身体温めて行うようにしましょう!
身体を冷やさないようにしよう
寒いことはダイエットにアドバンテージであることを散々お伝えしてきましたが、だからといって、身体を極端に冷やしてしまうことは、逆効果となってしまうこともあるので、注意が必要です。
身体を冷やすことで生じる悪影響とは
- 免疫力が低下する
- 血行不良で末端冷え性になる
- 消化機能が低下する
- 泌尿器のトラブルが生じる
- 月経不順や生理痛が重くなる
- 肌への悪影響がある
ことが挙げられています。
身体を冷やすことが目的ではなく、冷えた身体を元に戻す働きを利用することが目的なので、体調を崩さないように注意してください。
まとめ
今回は、冬にダイエットを行うメリットについてお話してきました。
今回の内容をまとめると
- 冬は外気温が下がり、我々の身体では体温を維持するために基礎代謝が増える
- 基礎代謝が上昇することが大きなアドバンテージ
- 筋肉を付けたり活動量を増やそう
- 身体を冷やしすぎず、怪我に気をつけよう
となります。
まだまだ寒い日が続きますが、ただ耐え忍ぶだけではなく、この寒さをうまく味方につけて、理想のボディに近づいていきましょう!!
この記事が、ダイエットに励む皆さんの力になれば嬉しいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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