10年目の理学療法士が伝えたい!!新人に向けての4つのメッセージ

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こんにちは、K田です。

新社会人の皆さん、入職おめでとうございます!不安と期待が入り交じり、まだまだ緊張していると思います。そこで、今回は、新社会人の皆さんへ【10年目の理学療法士が伝えたい!!新人に向けての4つのメッセージ】というテーマで話を進めていこうと思います。

あいさつははっきり元気よく!

パディントン くま 駅 – Pixabayの無料写真 – Pixabay

まず一つ目に大事にしていただきたいことは、”挨拶をしっかり行う”ということです。

挨拶をされて不快な気分になる人はいませんが、挨拶がおろそかになると、「あいつは挨拶もろくにできないやつだ。」「コミュニケーションをとるつもりがあるのか?」という印象を持たれかねません。

元気よくあいさつするということは、こちらの心がオープンであり、コミュニケーションをとる用意があるということを相手に示す合図といえるのです。

(引用元:「おはようございます」を極めると、とたんに仕事がうまくいく | 1分間声トレ | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp))

また、何世紀も前、私たちが村落社会でくらしていた時代から、挨拶をかわしあうことは、良好な人間関係を保ち、共同体意識を高めてコミュニティの結合を維持していくという社会的機能を果たしていたと言われています。

つまり、資本主義社会が発達し、会社で働くという概念が生まれるはるか以前より、あいさつは人間関係を構築する上で重要な役割を果たしていたと言えます。

新しい職場で良好な人間関係を気づいていくためには、挨拶をしっかりと行うことは非常に大切なことなのです。

それとこれは私の個人的な意見なのですが、少しくらい仕事ができなくても、”挨拶ができていれば何とかなる!!!”と思っています。

実際私も後輩や学生を何人も見てきましたが、元気に挨拶してくれた子のほうがやはり可愛げがあるものです。

そのため、まずはあいさつははっきり元気よく行うことを第一に心がけていきましょう!

素直さが大事

OSAKA, JAPAN – SEPTEMBER 12: Matsushita Electric Industrial advisor Konosuke Matsushita talks during the foundation meeting of the Matsushita Institute of Government and Management on September 12, 1978 in Osaka, Japan. (Photo by The Asahi Shimbun via Getty Images) 故松下幸之助氏

松下電器(現Panasonic)の創業者である故松下幸之助氏が、成功の秘訣は?と聞かれた際に「素直であること」と答えたというエピソードがあります。氏は、「素直な心」成功の秘訣であると考えていました。

なんだ、そんな事かと拍子抜けしたかもしれませんが、私も「素直であること」は非常に重要であると思っています。

例えば、貴方が仕事で何かミスをして注意されたり、あるいは先輩や上司に助言を求めたりしたとしましょう。相手から帰ってきた答えが、自分に都合の悪かったり、腑に落ちないと感じることもあると思います。また、その内容によっては、あなたが逆境にたたされることもあるかと思います。

松下幸之助氏は、著書の中で「素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚を生む。逆境、順境そのいずれをも問わぬ。それはそのときのその人に与えられた一つの運命である。ただその境涯に素直に生きるのがよい。」と述べています。

つまり、”どんな時でも、例え人生の逆境の場面においても、素直にやるべきこと、なすべきことをきちんとやれるかどうかである。逆になすべからざることは絶対にやらない。そういう振る舞いができるかどうかが大切である”ということです。

周りからの助言に素直に耳を傾け、まずは自分のなすべきとをしっかりと行うことで、社会人として一段と成長することができるでしょう!!

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即今、当処、自己

瞑想 手 仏教 – Pixabayの無料写真 – Pixabay

仏教の教えの中に「即今、当処、自己」という言葉があります。これが意味しているのは「今その瞬間に、その場所で自分がなすべきことをやっていくことが大切だ」ということです。

先述の素直さのところに被るところもありますが、今自分ができる範囲でできることを行うことは、古くからの教えでも言われていることなのです。

仕事をしていると、いい評価をもらって早く出世したい!給料upしたい!という気持ちが出てきます。良い評価を得ること自体は、非常にすばらしいことですが、そればかりにこだわると、なんとかいい評価を得ようとして仕事に取り組むことになります。しかし、そればかりに目が向いてしまい、なりふり構わなくなったり、手段を問わなくなってしまっては、いつか自分の評価を落とすこととなり、出世とは真反対の方向へ進むこととなってしまいます。

昨年、大手中古車販売店の某会社が保険金の不正請求問題等で厳しく糾弾され、大きな経営不振に陥ったというニュースは記憶に新しいと思います。これは、利益だけを求めた結果、手段を問わなくなり、それが明るみとなり社会的信用が地に落ちたという良い例です。

リハビリにおいても、まずは目の前の患者さんのに向き合いしっかり治療すること、その積み重ねが自身の知識や立場の向上につながるのです。

最初は中々仕事も進まず焦ってしまうこともあるとおもいますが、まずは今現在の自分ができることからしっかりと取り組んでいきましょう。


ホウレンソウと角煮

医者 忍耐強い 相談 – Pixabayの無料写真 – Pixabay

よくホウレンソウをに気をつけなさいと言われると思います。これはホウ(報告)レン(連絡)ソウ(相談)のことです。

私は、自分なりに、それに角煮を付け足しています。ホウレンソウだけじゃお腹がすいちゃうな・・・というわけではなく、ここでいう角煮は”確認”(カクニ・・・ン)です。

仕事は初めてすぐのうちは、「これで良かったっけな・・・?」「この場合どうしたっけな・・・?」となる場面が少なからずあるはずです。

そんな時に、必要なのが角煮・・・もとい”確認”なのです。

例えば、ある患者さんのリハビリを行うときに、「この患者さんの安静度はどうだったろう?歩いてよいのだろうか?それとも、座位まで許可されていただったろうか?」となったとします。

座位と歩行では、身体にかかる負荷は大きく異なります。患者さんの病態によっては、歩行レベルの運動負荷が過負荷となってしまう可能性もあります。仮に歩行を許可されていない患者さんを歩かせ、それが原因で病態が悪化してしまったら、だれが責任を取るのでしょうか?むろん、歩かせてしまったあなたの責任となります。

それが原因で、患者さんの一命にかかわる事態となれば、取り返しのつかないこととなります。

そのような事態を防ぐためにも、ホウレンソウに加え、角煮=確認が必要となってくるのです。

カルテを見たり、医師に安静度を確認することなど、ものの数分で済むことです。そこを疎かにする人に、医療者を語る資格はありません。

これは、医療現場に限らず、全ての仕事に共通していることと言えます。

少しでも疑問や不安に思ったら、まずは立ち止まり、しっかり確認してから次に進みましょう。

まとめ

今回は、【10年目の理学療法士が伝えたい!!新人に向けての4つのメッセージ】というテーマで話を進めてきました。

実は私も、この4月から転職し、新しい職場で働くこととなりました。

そのため、新しい職場では私は新人同様なのです。三十路になり、社会人10年目に突入しますが、基本的なことは1年目も10年目も対して変わらないと思っています。


最近ではそれなりに年齢を重ねても、基本的な挨拶や言葉使い、言動や態度がなっていない人も見かけますが、そのような人で成功者や人々から尊敬される人は見たことがありません。また、一時的に出世しても、それば継続することはありません。

新社会人の皆さんには、どうか日ごろから今回話した5つのことを頭の片隅に入れていただき、今後の社会人生活を乗り越えていく糧の一部としていただきと思います。

この記事が、新社会人の皆さん、そしてこれを見ていただいている皆さんの、今後の仕事の発展の一助となってくれれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!!

新社会人の皆さん!!私も新しい職場で頑張っていますので、お互い頑張っていきましょう!!応援しています!!

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