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こんにちは、K田です!
先日、第69回日本透析医学会学術集会に参加してきました。
家の都合で1日だけの参加となりましたが、それでもその1日でも非常に貴重な知見を得ることができました。
私は比較的学会参加が好きな方なのですが、皆さんはどうですか?
そこで、今回は私が考える学会参加を勧める3つの理由を紹介し、皆さんに学会参加の魅力についてお伝えしていこうと思います!
今回の記事は、こんな人にオススメです!
- 若手理学療法士で学会参加の経験が少ない人
- 学会参加に対してネガティブに思っている人
- 理学療法学生の人
最新の知見を得ることができる
まず最初に、最新の知見を得ることができる。
これが、学会に参加する最大の意義だと私は考えています。
医学の世界は毎日アップデートされており、日に日に新しい技術が開発・発表されています。
そのため、昨日まではスタンダードであったことが、今日からは時代遅れの考えになることもあり得ます。
私が専門に携わっている腎臓リハビリテーションの分野においても、以前は透析患者差においては”安静”にすることがスタンダードで、運動は避けるべきとされていました。
しかし、近年の流れはどうでしょう?
CKD患者、透析患者さんに対する運動療法に対する効果は数多く発表され、腎臓リハビリテーションガイドラインの制定、さらには腎臓リハビリテーション指導士の設立もされております。
以前とは全く逆のことを言っていますね。このように、時代の流れとともに、通説が180°変わっていくこともあるのです。
では、そのような情報はどこから手に入れるのでしょうか?
それが各種学会なのです。
最新の研究結果は、多くが論文化されて発表されます。
その前段階として、学会で発表されたり、または講演などで取り上げられて皆さんに伝えられます。
最近モンスターハンターの新作が発表されましたが、学会発表がPVで、論文が発売されるソフトのようなイメージでしょうか。
そのため、学会の(特に有名な先生が発表する)発表を聞いていると、現在のトレンドや新しい治療法、現在の治療に対する新しい得ることができます。
以前にもお伝えしましたが、理学療法士として働いている以上、知識のアップデートは必要不可欠です。それができない理学療法士はどんどん淘汰されていく可能性があります。
今後理学療法士としての行きていくためには、せめて理学療法士としての働いているうちは、定期的に学会に参加して、最新の知見を得て、自分をアップデートしていきましょう。
他施設の人と交流できる
2つ目の理由は、他施設の人と交流できるという点です。
いわゆる、人脈つくりができるといったことです。
学会には、様々な施設の方や職種の方が来ます。
私が参加した透析医学会には、理学療法士以外にも医師・看護師・臨床工学技士・薬剤師等々の多くの職種の方が参加されています。
また、急性期病院・回復期病院・療養型病院・クリニック・老健施設等々、様々な形態の施設の方が来られます。
普段病院で勤務されていると、同じ病院の方としか接しないため、当然得られる知見やデータも限られてきます。
そのため、多くの人とお話し、色んな知見や情報を得ることは、以降の臨床業務や自身の方向性を決める上で非常に役に立ちます。
例えば、とある演者の方の演題発表の際に質問をしたとしましょう。
そうすると、”〇〇病院の✗✗先生”から質問されたと印象に残ります。
その後少しお話したり、名刺交換ができればなお良いでしょう。
そこから、新たな施設の人との交流につながったり、もしかしたら高名な先生とのパイプができ、今後のキャリアプランを作成していくうえでの助けになってくれるかもしれません。
ただ、誤解を生まないようにお伝えしておきたいのが、何も媚を売って気に入られろ。と言っているわけではありません。
各界隈には、それぞれ有名な先生や、今勢いのある施設が必ず存在しています。
そのような方や施設とパイプがあることで、例えば共同研究ができたり、相手の病院に見学に伺い日々の仕事に参考にすることができたり、もしかしたら転職の際に声がかかりキャリアアップにつながるかもしれません。
また、学生さんにおいては、各施設の方とお話することでその施設の雰囲気や特色を知ることができる可能性があります。
学会発表のテーマや内容で、興味を持ったものがあれば、積極的に質問や発表後に話しかけてみるといいでしょう。
もしかしたら、就職活動においても一助となるかもしれません。
ここまで、人との交流についてお話してきましたが、私の持論として、成功している人の周りには優秀な人が多くいるなという考えを持っています。
1人で悩んでいることも、周りに相談してみると、案外あっけなく解決することもあります。
そのような人材に出会うためには、自ら行動していく必要があり、学会参加はまさにその一歩なのです。
モチベーションのアップに繋がる
最後にお伝えしたいのが、自身のモチベーションアップに繋がるという点です。
学会参加されている方なら、もうすでにある程度のモチベーションを持たれている方が多いのではと思います。
そのような方でも、そうでない方でも、学会に参加して少なくとも1つは「すごいな〜」と思う発表があると思います。
あるいは、「そういう視点があったのか!」と自身の中でイノベーションが起きるかもしれません。
先ほどもお伝えしましたが、最新の知見を得たりや他の施設の方とお話すると、そこからもモチベーションやエネルギーをもらうこともあります。
日常の臨床にマンネリ気味であるなら、刺激をもらうという意味でもいつも違う場所=学会に行ってみるのは、1つの有効な手段だと思います。
まとめ
今回は学会参加を勧める3つの理由についてお話をすすめて来ました。
- 最新の知見を得ること
- 他施設・多職種の方と交流を持ち、知見や人脈を広げること
- 自身のモチベーションを高めること
が私が学会参加を勧める理由になります。
また、少し遠くの学会へ参加してご当地の美味しいものを食べたり、同級生で集まってプチ同窓会みたいのを開くのもまた魅力ですね。
もし皆さんが出張で行ければ、職場のお金で旅行(みたいなこと)ができるんです!!笑
それくらの軽い気持ちでいいので、是非皆さんも、積極的に学会に行ってみましょう!!
この記事が、学会参加について悩んでいる人の一助になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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